2016年から湖西市新居町の浜名港海岸で命山築造工事が始まりました。
工事は複数回に分けられており、各施工会社が盛土をして6年経過します。
工事開始時には高さ2.78mの盛土でしたが、2021年12月の時点で10.28mの高さになっています。
今年度の工事では、盛られた土が崩れないように2割(水平2mに対して1mの高さ)の勾配(斜面の傾斜)でコンクリート被覆を行いました。
この命山は、2024年の完成予定で最終的に24.18mになり、津波からの一次避難場所として、最大800人程が避難できるようになります。
【堅枠の中へコンクリートを注入】
《監督談話》
工事期間は11ヵ月間あり、通常の現場管理+海岸沿いの”気象条件”への注意が大切でした。
冬期は、風や砂埃への対応や乾燥による砕石崩れへの対応。
そして夏期は、暑さとの闘いでした。
暑さは、熱中症への注意はもちろん、コンクリートにとってもクラックが入りやすくなるため事前対応が必要です。
【現場からの景色は最高でした!】
命山が完成すれば近隣住民の方はもちろん、新居弁天海釣公園や海水浴場に遊びに来られた方も安心して過ごすことができますね。