2016年から湖西市新居町の浜名港海岸で各施工会社が命山築造工事を行っています。
今回は以前、施工事例で紹介した浜名港海岸命山築造(法覆工)の続きの工事です。
前回の工事で10.28mまで盛った高さから、今回は18.28mまでの盛土を行いました。(2024年3月時点)
東西の最長距離は115mになります。
ショベルカーの位置から上部分が今回盛土をしたところです。
法面の緑化と保護のため、土の部分には植生シートを施します。
盛土をした部分を上空から見ると土の色が分かれています。
中心部分の灰色の土は路体盛土、岩盤を掘った土で盛土のベースになります。
外側の茶色の土は改良土といい、固化材を混合した土です。
改良土を周りに盛り、津波に流されにくい構造にしています。
盛土以外の工事
①雨水を排水するための側溝を段差部分に1周、水を下へ落とす縦排水溝を南西側と東側の2カ所に施工しました。
②命山へ昇降する階段を北側中心に3カ所に施工しました。
前回の施工事例と比べると現場からの景色の目線が少し上がりました。
完成予定は2025年3月。高さは24.18mになります。